通信講座で取れる介護資格3種の特徴とは

通信講座で取得できる介護資格は、国家資格、公的資格、民間資格の3種類があります。国家資格には介護のスペシャリストとしての介護福祉士、心身や経済的に援助を必要な人の生活支援をする社会福祉士、障碍者を支援する精神保健福祉士、リハビリのエキスパートである理学療法士、作業療法士、言語や聴覚障害のある人の援助をする言語聴覚士の5種類です。最も就職に有利な国家資格も、今は通信講座で未経験から学べるチャンスがあります。

公的資格にはさらに種類がありますが、主なものを挙げるとケアプランを作成するスペシャリストのケアマネージャー、以前はホームヘルパー2級と呼ばれていた介護職員初任者研修、高齢者や障碍者の住みやすい住宅作りを提案する福祉住環境コーディネーターといったところが有名です。国家資格に比べて受講料の相場が安いですが資格の効力は十分あり、また内容にも専門性が増してくるところが特徴です。

民間資格にも種類がいくつかありますが、主なものとして介護作業報酬の計算をする介護事務、介護予防プログラムをデザインする介護予防運動指導員、コミュニケーションに重点が置かれるサービス介助士や認知症ケア専門士などです。介護資格としては最も取りやすく、また自身の介護経験が活かせる内容のものもあるため、取っ掛かりとして取得する人が多い傾向にあります。介護の仕事はそれぞれが専門性が強いので、自分がどんなことをしたいかを明確にしてから、それに合った資格に向けて勉強していくのがポイントです。それぞれの介護資格の特徴や勉強方法などの詳細については、こちらのサイトも併せて読むと良いでしょう。